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執筆者の写真inf staff

新人うえむらです!


はじめまして!4月に入社した撮影部新人の上村(うえむら)です。

入社して4ヶ月が経ちました。最初の1ヶ月間の会社での研修が終わって、少しずつ現場に見習いとして連れて行っていただけるようになってきました。まだ現場でオロオロしてしまっていますが、食らいついて、現場に早く慣れるようにがんばります。


さて、このブログですが、就活生の方々に会社や仕事について理解を深めてもらうためにあると聞きました。先輩方の過去の記事を読むと、ロケ内容やその舞台裏、先輩方がこの仕事を志した理由など、就活生が知りたい!ときっと思うような情報であふれています。私自身、就活中からこのブログを読んでいました。実際に仕事を始めてみて、就職前と後とで特に大きなギャップもなく働けています。就活生のみなさんはぜひ、過去のブログを読み漁ってみてくださいね!


今回は、最近行ったロケの話をしたいと思います。

先週、畑で野菜や虫の物撮りと畑全体をドローンで撮影するというロケに連れて行っていただきました。ロケの内容をご説明しつつ、大体のスケジュール感をお伝えできたらと思います。

ロケの日の朝は、大体早いです。この日の集合時間は、6:00すぎでした。私の住んでいる場所からは、始発の次の電車でちょうどいいぐらいの時間に到着できました。そこから機材チェックと準備をして、7:20に制作の方と合流して車両に乗り、途中休憩を挟みながら現場に向かって、9:00ごろに到着して撮影を始めました。昼から天気が悪くなる可能性があるということで、最初にドローンの撮影を行いました。

ドローンは許可された場所で許可された人しか操縦できません。私はまだ触れないので、ドローンが飛んでいる場所の近くに立って、ドローンが畑の支柱に当たらないように、且つ私自身が映り込まないように気をつけながら見張っていました。


モニター越しに見たドローンの映像は、とてもかっこよかったです。かっこいい!テレビっぽい!という陳腐な感想しか出てこなかったのは、きっとこの暑さのせい、感激したのは本当です。

普段見られない角度から見る畑はとても新鮮で、さらに、今まで見えていなかった畑の向こう側が見えて、こんな景色が広がっていたんだ!という新しい発見もありました。

ドローンの撮影を見るのは今回が初めてだったのですが、ドローンの賢さと撮る映像の美しさに驚きました。ドローンは表現の幅を広げる素晴らしいアイテムだと実感しました。


ドローンでの撮影が終わると、次は普段の陸上カメラで、作物の撮影をしました。この異常な暑さの中でも、野菜は立派に成長していました。たくましいです。

続いて、畑にいる虫の撮影をしました。左の写真は、みんなでお目当ての虫を探している様子です。結局、それは見つかりませんでしたが、てんとう虫、カマキリ、バッタ、カメムシ、トンボなどは見つけることができました。

虫の撮影も初めてだったのですが、虫は小さくて動きが早いので、私はとにかく見失わないように目で追い続けていました。中でもカマキリは、「もう勘弁してくれ!」と言っていそうなほど逃げていたので、逃げられて、探して、見つけて、撮影したい場所に戻ってもらう、の流れを何度も繰り返さないといけないのが大変でした。

一方で、じーっとしてくれていた虫もいました。それが右の写真の子です。ツチイナゴの幼虫だと思いますが、風が吹いて草が揺れてもじーっと草につかまって一緒に揺られていました。その健気さがかわいくて思わず写真を撮ってしまいました。かわいい〜。


個人的に久しぶりの外のロケで、少し油断していましたが、この日は35度ぐらいのカンカン照りで、あまりに暑くて、多分少し溶けていたと思います。暑さ対策は万全だと思っていましたが、熱中症になりかけていた気がするので、対策改善が急務だと感じています。


撮影が終わったのは13:00ごろで、機材などを片付けて、13:30に現場を出発しました。お昼ご飯は、行きの道中で寄ったコンビニで買って持って行っていて、途中の休憩で食べるタイミングはありましたが、暑すぎて食べる気になれなかったので帰りの車内でいただきました。食料はクーラーボックスに入れさせてもらっていたので腐る心配はありませんでした。ありがたいです。帰路もまたコンビニに寄りつつ、機材室に戻って機材を片付けて、15:30ごろにこの日の仕事は終わりました。


以上が1日の大体の流れです。この日は朝早かったですが、終わりも早かったので、帰って休む時間は十分にありました。毎日早朝から深夜まで忙しそう、というイメージがある方もいるかもしれませんが、怯えすぎないで大丈夫です。1年目の私は、基本的に土日祝は休みなので、連休は実家に帰省もできています。十二分に人間的な生活を送れています。安心してください。


就活生の皆さんは、業界も職種も選び放題で、自分がしたいことは何か、迷われているかもしれません。私は一時期血迷っていて、文学部で演劇学を勉強していたのに、早く決まるからという浅はかな理由で知らない外資の製薬会社にも応募しました。まともな志望動機がないのでもちろんすぐ落ちました。冷静になって考えれば自分のやりたいことがきっと見えてくると思います。この時期だとサマーインターンなどがあって、マウントを取り出す人が周りに出てくるかもしれませんが、ノーダメージです。気にする必要はないので、自分のことだけ考えていれば大丈夫です。テレビ業界に行きたいと思っても、いろんな仕事、いろんな会社があります。自分の重視するポイントを考えつつ情報収集をするのが大事だと私は考えています。皆さんが自分に合ってるかも、と思える会社に出会えますように!そしてこのブログが少しでもその役に立てば嬉しいです。


上村



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